きょうの健康で双極性障害 [その他病気関連]
(しばらく絵を描ける環境にないので、
とりあえず画像なし、文字のみの内容でアップします)
2月に放送された「NHKきょうの健康」で
双極性障害をテーマにとりあげていました。
それを見ながら、
同じく双極性障害のうちの家族の状態と比べてみました。
※きょうの健康のセリフは、話者が話したそのままではなく
かなり要約してあります
きょうの健康:
「双極性障害はうつ病と見分けるのが難しいということですが」
「双極性障害では、初めはうつから現れることが少なくないんです。
最初にうつの状態が起きてきますが、この状態では
うつ病なのか、双極性障害のうつ状態なのか、区別できません」
我が家族:
うつ状態のときに受診したのですが、
最初から「双極性障害」の診断でした。
運よく、いいお医者さんに出会ったのか
問診で、うつ病ではなく双極性障害と判断しやすかったのか、
家族を見て、これは双極性障害ぽい人間だぞ、と思ったのか。
きょうの健康:
「ある日、軽い躁が現れます。
軽躁は日常生活に支障をきたさない躁の状態で、
いつもより活動的になったり明るくなったりします。
本人には居心地のよい状態ですが、周囲の人には
いつものその人とは違う、という感じが出てきます。
本人には気づきにくい状態です」
我が家族:
たしかに、機嫌よくやたら話続けて、あれ?と思ったことが。
ただ、もともと知っている知識について話すのが好きなので、
どこまでが本来の性格で、どこまでが軽躁なのか
判断がつきづらいです。
きょうの健康:
「また気分が落ち込み、今度は躁が出てきます。
治療しないと、躁とうつの間隔がだんだん短くなって
年4回以上繰り返すラピッドサイクラー、急速交代型という
双極性障害の重症型となる場合があります」
家族:
やっぱり治療しないと危険みたいです。
うつがしっかり?発症する前も、それっぽい傾向はあって
その頃に比べると、躁うつ病の治療をしている今のほうが
基本的に落ち着いている感じが。
軽い躁と軽いうつを繰り返すとき、治療をしないままでいると
やはりラピッドサイクラーになったりするのかなあ?
きょうの健康:
「双極性障害では、まれに混合状態、
躁の症状とうつの症状が混じり合い、
気分は落ち込んでいるのに、活発に動き回ることが。
自殺の危険が高くなるので、とくに注意が必要になります」
家族:
あーーー、これもすごく覚えが。
積極的に自殺するつもりではなかったにしても
無茶・無謀・危険なことをやろうとしていたことは何度も。
やっぱり、無理にでも止めないと。
きょうの健康:
「双極性障害になる原因は、はっきりとは分かっていません。
しかし、もともとエネルギッシュで
何があってもへこたれない発揚気質の方や、
気分がころころ変わる循環気質の方は
双極性障害になりやすいと分かっています」
家族:
これはまさにそんな感じ。
家族は、人にすごく気を遣う神経質なタイプではなく
普通のうつ病にはなりにくそうなのに、うつ病になったので
不思議に思っていたんですよね。
きょうの健康:
「うつ病では気持ちが沈み込む、興味や喜びが減退、
食欲の低下、睡眠の低下、思考と活動が緩慢に、
焦りや不安が強くなる、疲れやすい、気力減退、
自分を責めつ、思考力集中力が低下、
自殺したい思考が繰り返される」
家族:
だいたい全部の項目があてはまるな~。
きょうの健康:
「躁では、少ししか眠らなくても平気、
自分が偉くなったように感じる、
いつもよりおしゃべりになる、
いろいろな考えが次々と頭に浮かぶ、
注意がそれやすい、仕事や勉強をやりすぎる、
買い物のしすぎ・投資などに熱中する」
家族:
少ししか眠らなくても平気は、
最初にうつが発症する前の数か月間、そうだった覚えが。
なにかおかしいと思ったけれど、
やっぱりあれが、うつの前兆だったんだなあ。
自分が偉くなったようには、家で話をしている時に
特定の人のことを、異常なほどに非難する時があって
あれがそうだったんだろうと。
おしゃべりやいろいろな考えや買い物・・は
躁ゆえか、もともとの性格か、区別がつかないですw
きょうの健康:
「今後の人生を守るためにも、
できるだけ早く双極性障害の診断をつけて
適切な治療を始めることが大切です」
家族:
今後の人生を守る、まさにそれだろうと。
双極性障害は、体の病気とは違う意味で危険度が高く
人間関係的にもトラブルを起こしやすい感じが。
きょうの健康:
「医療機関ではどのように診断していくんですか」
「精神科を受診し、医師の問診で
躁や軽躁が過去にあったかどうかを聞き取ります。
家族の証言も重要なので、
できるだけ家族と一緒に受診していただきたい」
家族:
やっぱり、問診で軽躁があったと判断されたのかな。
私も一緒に受診すればよかったけれど、
家族の精神状態が不安定で、一緒に行動できる状態ではなかったし
(近所のほとんどの精神科は、予約をとらないと受診できず
精神科を初診で受診すること自体が難しかったのも一因)
私も仕事があって、ずっと一緒にいられなかったからなあ。
きょうの健康:
「統合失調症など他の精神疾患との判別、
脳の画像検査や血液検査で
脳腫瘍や甲状腺機能障害などがないか確認します」
家族:
こういう検査をしたのかは不明。していなさそう?
まあ、もともと体のほうの病気があって
別の病院で定期的に検査を受けているから省略されたのかも。
きょうの健康:
「双極性障害ではどんな治療をするのでしょうか」
「本人や家族に病気の情報を与える心理教育、
患者さんの訴える悩みを聞き共感する支持療法、
抗うつ薬を処方する薬による治療を行います。
双極性障害では、薬による治療の割合が大きいです」
家族:
初診のときには、先生と時間をかけてじっくり話したらしい。
あれが、心理教育や支持療法になるのかな?
きょうの健康:
「双極I型=はっきりした躁とうつ状態があるものでは
躁状態が生活に大きな支障をきたしますので、
まずは、躁状態の治療や予防が重要となります。」
(双極I型の薬についての詳細は省略します)
双極II型=軽躁とうつ状態から成り立ちますが、
うつ病の治療や予防が重要になってきます。」
家族:
家族は双極II型っぽい。
I型だったら、もっと大変なことになっていたのかも。
きょうの健康:
「気分安定薬のリチウム、ラモトリギンのいずれかを基本に
新規向精神薬のオランザピンかクエチアピンのいずれかを
併用することになります。」
「双極性障害では、抗うつ薬は使わないんですか」
「抗うつ薬を単独で使うと、
うつから急に躁状態が現れる「躁転」という現象や
イライラや不眠などの「賦活症候群」が現れることが。
ただし、単独では使わないだけで
気分安定薬や新規抗精神病薬と併用して
抗うつ薬が使われることがあります。
とくに、II型ではうつ状態が長いので
新規抗うつ薬を併用することがあります」
家族:
うちの家族は、リチウムはずっと処方されていて
うつ状態が強いときには
抗うつ薬のドグマチールが追加処方されます。
抗うつ薬を使っていいのかな?と思っていたけれど、
双極II型ならよくあることなんですね。
きょうの健康:
「日常生活での注意点は?」
「過労や睡眠不足は躁状態のきっかけになります。
睡眠と覚醒リズムを一定に保つようにしましょう。
落ち着いても、大勢が集まる場所は避けることが大事です。
疲れた時にはしっかり休養することも大切です。」
家族:
これは、できるだけそうなるようにしています。
眠れないときには睡眠薬のトリアゾラムを処方されたりも。
ただ、トリアゾラムは習慣性があるので
続けて飲みすぎないようにはしています。
きょうの健康:
「私がいつも患者さんにお願いしていることは、
「迷ったらしない」ということです。
これができるようになると、
自分の気持ちにブレーキをかけられるようになります。」
家族:
双極性障害ではとても大事なことなんだろうな。
迷う=やめたほうがいい、と心の中で思っていることなので。
きょうの健康:
「家族はどう向き合っていったらいいでしょうか」
「躁状態のときには気分が高ぶっていて
自分が偉くなったように感じているので、
普段は大切に思っている家族や周囲の人に対しても
尊大な態度をとったり、激しく罵倒することも。
躁状態が治れば、ふだんのその人に戻りますので
ひどいことは病気が言わせているのだと考えて
家族は感情的にならずサポートすることが大切です」
家族:
うちの家族は、特定の人を激しく非難することはあるけれど、
家族をじかに罵倒とかはないので、まだありがたいのかも。
普通以上に理不尽に感情的な相手に対して
感情的にならずサポート、というのも難しいけれど
感情をコントロールできる側と、コントロールできない側では
できる側がするしかないんですよね(^_^;
家族がうつ状態で受診し、双極性障害と診断され、
治療を始めて5年くらい。
仕事に行けない重症のうつ状態になったり
軽躁になったりの波はあるけれど、
今現在は、それなりに落ち着いている感じです。
ただ、もともとの本人の性格が、気分の波を作りやすいタイプなので
油断はできないですけどねw
家族のうつ状態がひどい時には、私も白髪がかなり増えましたが
うつ状態がよくなってから、なんとかもとに戻りました。
とりあえず画像なし、文字のみの内容でアップします)
2月に放送された「NHKきょうの健康」で
双極性障害をテーマにとりあげていました。
それを見ながら、
同じく双極性障害のうちの家族の状態と比べてみました。
※きょうの健康のセリフは、話者が話したそのままではなく
かなり要約してあります
きょうの健康:
「双極性障害はうつ病と見分けるのが難しいということですが」
「双極性障害では、初めはうつから現れることが少なくないんです。
最初にうつの状態が起きてきますが、この状態では
うつ病なのか、双極性障害のうつ状態なのか、区別できません」
我が家族:
うつ状態のときに受診したのですが、
最初から「双極性障害」の診断でした。
運よく、いいお医者さんに出会ったのか
問診で、うつ病ではなく双極性障害と判断しやすかったのか、
家族を見て、これは双極性障害ぽい人間だぞ、と思ったのか。
きょうの健康:
「ある日、軽い躁が現れます。
軽躁は日常生活に支障をきたさない躁の状態で、
いつもより活動的になったり明るくなったりします。
本人には居心地のよい状態ですが、周囲の人には
いつものその人とは違う、という感じが出てきます。
本人には気づきにくい状態です」
我が家族:
たしかに、機嫌よくやたら話続けて、あれ?と思ったことが。
ただ、もともと知っている知識について話すのが好きなので、
どこまでが本来の性格で、どこまでが軽躁なのか
判断がつきづらいです。
きょうの健康:
「また気分が落ち込み、今度は躁が出てきます。
治療しないと、躁とうつの間隔がだんだん短くなって
年4回以上繰り返すラピッドサイクラー、急速交代型という
双極性障害の重症型となる場合があります」
家族:
やっぱり治療しないと危険みたいです。
うつがしっかり?発症する前も、それっぽい傾向はあって
その頃に比べると、躁うつ病の治療をしている今のほうが
基本的に落ち着いている感じが。
軽い躁と軽いうつを繰り返すとき、治療をしないままでいると
やはりラピッドサイクラーになったりするのかなあ?
きょうの健康:
「双極性障害では、まれに混合状態、
躁の症状とうつの症状が混じり合い、
気分は落ち込んでいるのに、活発に動き回ることが。
自殺の危険が高くなるので、とくに注意が必要になります」
家族:
あーーー、これもすごく覚えが。
積極的に自殺するつもりではなかったにしても
無茶・無謀・危険なことをやろうとしていたことは何度も。
やっぱり、無理にでも止めないと。
きょうの健康:
「双極性障害になる原因は、はっきりとは分かっていません。
しかし、もともとエネルギッシュで
何があってもへこたれない発揚気質の方や、
気分がころころ変わる循環気質の方は
双極性障害になりやすいと分かっています」
家族:
これはまさにそんな感じ。
家族は、人にすごく気を遣う神経質なタイプではなく
普通のうつ病にはなりにくそうなのに、うつ病になったので
不思議に思っていたんですよね。
きょうの健康:
「うつ病では気持ちが沈み込む、興味や喜びが減退、
食欲の低下、睡眠の低下、思考と活動が緩慢に、
焦りや不安が強くなる、疲れやすい、気力減退、
自分を責めつ、思考力集中力が低下、
自殺したい思考が繰り返される」
家族:
だいたい全部の項目があてはまるな~。
きょうの健康:
「躁では、少ししか眠らなくても平気、
自分が偉くなったように感じる、
いつもよりおしゃべりになる、
いろいろな考えが次々と頭に浮かぶ、
注意がそれやすい、仕事や勉強をやりすぎる、
買い物のしすぎ・投資などに熱中する」
家族:
少ししか眠らなくても平気は、
最初にうつが発症する前の数か月間、そうだった覚えが。
なにかおかしいと思ったけれど、
やっぱりあれが、うつの前兆だったんだなあ。
自分が偉くなったようには、家で話をしている時に
特定の人のことを、異常なほどに非難する時があって
あれがそうだったんだろうと。
おしゃべりやいろいろな考えや買い物・・は
躁ゆえか、もともとの性格か、区別がつかないですw
きょうの健康:
「今後の人生を守るためにも、
できるだけ早く双極性障害の診断をつけて
適切な治療を始めることが大切です」
家族:
今後の人生を守る、まさにそれだろうと。
双極性障害は、体の病気とは違う意味で危険度が高く
人間関係的にもトラブルを起こしやすい感じが。
きょうの健康:
「医療機関ではどのように診断していくんですか」
「精神科を受診し、医師の問診で
躁や軽躁が過去にあったかどうかを聞き取ります。
家族の証言も重要なので、
できるだけ家族と一緒に受診していただきたい」
家族:
やっぱり、問診で軽躁があったと判断されたのかな。
私も一緒に受診すればよかったけれど、
家族の精神状態が不安定で、一緒に行動できる状態ではなかったし
(近所のほとんどの精神科は、予約をとらないと受診できず
精神科を初診で受診すること自体が難しかったのも一因)
私も仕事があって、ずっと一緒にいられなかったからなあ。
きょうの健康:
「統合失調症など他の精神疾患との判別、
脳の画像検査や血液検査で
脳腫瘍や甲状腺機能障害などがないか確認します」
家族:
こういう検査をしたのかは不明。していなさそう?
まあ、もともと体のほうの病気があって
別の病院で定期的に検査を受けているから省略されたのかも。
きょうの健康:
「双極性障害ではどんな治療をするのでしょうか」
「本人や家族に病気の情報を与える心理教育、
患者さんの訴える悩みを聞き共感する支持療法、
抗うつ薬を処方する薬による治療を行います。
双極性障害では、薬による治療の割合が大きいです」
家族:
初診のときには、先生と時間をかけてじっくり話したらしい。
あれが、心理教育や支持療法になるのかな?
きょうの健康:
「双極I型=はっきりした躁とうつ状態があるものでは
躁状態が生活に大きな支障をきたしますので、
まずは、躁状態の治療や予防が重要となります。」
(双極I型の薬についての詳細は省略します)
双極II型=軽躁とうつ状態から成り立ちますが、
うつ病の治療や予防が重要になってきます。」
家族:
家族は双極II型っぽい。
I型だったら、もっと大変なことになっていたのかも。
きょうの健康:
「気分安定薬のリチウム、ラモトリギンのいずれかを基本に
新規向精神薬のオランザピンかクエチアピンのいずれかを
併用することになります。」
「双極性障害では、抗うつ薬は使わないんですか」
「抗うつ薬を単独で使うと、
うつから急に躁状態が現れる「躁転」という現象や
イライラや不眠などの「賦活症候群」が現れることが。
ただし、単独では使わないだけで
気分安定薬や新規抗精神病薬と併用して
抗うつ薬が使われることがあります。
とくに、II型ではうつ状態が長いので
新規抗うつ薬を併用することがあります」
家族:
うちの家族は、リチウムはずっと処方されていて
うつ状態が強いときには
抗うつ薬のドグマチールが追加処方されます。
抗うつ薬を使っていいのかな?と思っていたけれど、
双極II型ならよくあることなんですね。
きょうの健康:
「日常生活での注意点は?」
「過労や睡眠不足は躁状態のきっかけになります。
睡眠と覚醒リズムを一定に保つようにしましょう。
落ち着いても、大勢が集まる場所は避けることが大事です。
疲れた時にはしっかり休養することも大切です。」
家族:
これは、できるだけそうなるようにしています。
眠れないときには睡眠薬のトリアゾラムを処方されたりも。
ただ、トリアゾラムは習慣性があるので
続けて飲みすぎないようにはしています。
きょうの健康:
「私がいつも患者さんにお願いしていることは、
「迷ったらしない」ということです。
これができるようになると、
自分の気持ちにブレーキをかけられるようになります。」
家族:
双極性障害ではとても大事なことなんだろうな。
迷う=やめたほうがいい、と心の中で思っていることなので。
きょうの健康:
「家族はどう向き合っていったらいいでしょうか」
「躁状態のときには気分が高ぶっていて
自分が偉くなったように感じているので、
普段は大切に思っている家族や周囲の人に対しても
尊大な態度をとったり、激しく罵倒することも。
躁状態が治れば、ふだんのその人に戻りますので
ひどいことは病気が言わせているのだと考えて
家族は感情的にならずサポートすることが大切です」
家族:
うちの家族は、特定の人を激しく非難することはあるけれど、
家族をじかに罵倒とかはないので、まだありがたいのかも。
普通以上に理不尽に感情的な相手に対して
感情的にならずサポート、というのも難しいけれど
感情をコントロールできる側と、コントロールできない側では
できる側がするしかないんですよね(^_^;
家族がうつ状態で受診し、双極性障害と診断され、
治療を始めて5年くらい。
仕事に行けない重症のうつ状態になったり
軽躁になったりの波はあるけれど、
今現在は、それなりに落ち着いている感じです。
ただ、もともとの本人の性格が、気分の波を作りやすいタイプなので
油断はできないですけどねw
家族のうつ状態がひどい時には、私も白髪がかなり増えましたが
うつ状態がよくなってから、なんとかもとに戻りました。
2019-03-12 11:45
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