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アルコールパッチテストは難しい [体質]

前ブログで、自分はお酒に弱いという話を書いたのですが

お酒に強い・弱い・飲めないという体質を
簡易的に判定するための方法として、
アルコールパッチテストというものがあります。

アルコールパッチテストのやり方は

1.70%アルコールを、絆創膏のガーゼ部分に含ませて
  上腕か前腕の内側(皮膚の白い部分)に貼る。
2.7分後に絆創膏をはがし、すぐに
  ガーゼが当たっていた場所の肌の色を見る。
  もし赤ければ、お酒が飲めない体質(テスト終了)。
3.さらに10分後(絆創膏を貼ってから17分後)に
  ガーゼが当たっていた部分の肌の色を見る。
  もし赤ければ、お酒に弱い=少ししか飲めない体質。
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このテストでは、皮膚に接触したエタノールが
皮膚表面にある酵素カタラーゼで分解されて
皮膚を赤くする作用があるアセトアルデヒドになり、
アセトアルデヒドは、皮膚のALDH2という酵素で分解されます。

お酒に強い人は、ALDH2が充分にあり
アセトアルデヒドを分解する能力が高いので、
皮膚の色に変化はないです。

お酒が飲めない人は、ALDH2がまったく無く
アセトアルデヒドを分解する能力が極端に低いので
アセトアルデヒドの影響を強く受けてしまい、
短時間で(7分後までに)皮膚が赤くなります。

お酒に弱い人は、ALDH2活性があるけれど
お酒に強い人よりは低く(16分の1)
アセトアルデヒドの影響をそこそこ受けるので、
時間が経ってから(17分後までに)皮膚が赤くなります。


というわけで、
アルコールパッチテストを自分でやってみました。

家にあったエタノールは、95%くらいのもの。
ふだん、油性マジックで書いたものを消したり
ガラス表面を拭いたりするために使っているものです。

それを、水で少し薄めて、70%強くらいになるよう調整。
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それを絆創膏に数滴つけて
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上腕(肩とひじの間)の内側に貼りました。
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上腕 7分後に絆創膏をはがすと、色に変化はなく
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上腕 はがしてさらに10分経ってから、同じ場所を見たら
うっっっっっすら赤くなっていました。
(はがした絆創膏がぶら下がったままなのは、
 どこに絆創膏を貼ったかを分かりやすくするためです)
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上の写真を、赤みが見えやすいよう画質調整すると
こんな感じに。
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皮膚が赤くなりはじめたのは
判定の2分前(絆創膏を最初に貼ってから15分後)くらいからで、
判定の後は、ほとんど変化はなかったです。


と、一応結果は出たのですが、
赤みがうすく、いまいち納得いかなかったので
再トライすることに。

同じ上腕ではできないので、
今度は、前腕(手とひじの間)でやることにしました。

そして今度は、アルコール濃度を少し高くして
絆創膏のガーゼにつけるアルコールの量も
ガーゼがべたべたになるまで、しっかりつけてみました。
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それを前腕の内側に貼りました。
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前腕 7分後に絆創膏をはがしたとき。
上腕でのテストと同じく、赤みはないです。
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前腕 はがしてさらに10分後。
上腕でのテストと同じく、赤みは薄かったのですが
最初のときに比べれば、まだ赤みが見えやすかったです。
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上腕でやるほうが、肌の色がより白いので
赤みは分かりやすいのですが、
前腕でやるほうが、自分の目で確認しやすかったです。

念のため、水に薄めない
95%のアルコールそのままでも試してみたのですが、
結果は、前腕のときと同じくらいの赤みでした。

95%のアルコールは、揮発性が高く
絆創膏のガーゼにつけたアルコールが、すぐに蒸発してしまうので
テストを少しやりにくい感じでした。


だいぶ前に、家族全員(私・夫・子ども3人)で
アルコールパッチテストをやったことがありまして、
結果は
私と子ども1人は弱く、夫と子ども2人はお酒に強かったです。
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その時も、私も、反応した子どもの皮膚の赤みも、かなり薄くて
よく見ないと分からないくらい。
お酒に強い夫と見比べて、なんとか赤いと分かるくらいでした。
私は、お酒を飲むと顔が真っ赤になるので
赤くなりにくい体質ではないと思うんですけどね。

アルコールパッチテストを初めて1人でやると、
たとえ赤くなっていも、赤くなっていないと判定してしまうかも?


ちなみに、遺伝的には
お酒の強さは、第12番染色体にある
アセトアルデヒド分解酵素ALDH2遺伝子が
正常(変異がない)か、変異しているかで決まります。
正常な遺伝子2つなら、お酒に強く
正常な遺伝子・変異がある遺伝子なら、お酒に弱く
変異がある遺伝子2つなら、お酒が飲めない体質です。

親2人ともお酒に強ければ、
お酒に強い子どもが生まれ
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親1人がお酒に強く1人が弱ければ、
お酒に強い子ども・お酒に弱い子どもが生まれ
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親2人がお酒に弱ければ、
お酒に強い子ども・弱い子ども・飲めない子どもが生まれ、
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親1人がお酒に強く、1人が飲めなければ
お酒に弱い子どもが生まれ、
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親1人がお酒に弱く、1人が飲めなければ
お酒に弱い子ども・飲めない子どもが生まれ、
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親2人ともお酒を飲めなければ、
お酒を飲めない子どもが生まれる
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ということになります、あくまでも理論上は。

ただ、
アルコールパッチテストは、うまくいかないこともあるし
アルコールやアセトアルデヒドの分解能力は
年齢・性別・体格などによっても違うし、
お酒を飲み続けていると、弱い人でもある程度強くなることもあるし、
赤くなり方にも個人差はあるし、
どんなにお酒に強い人でも、高齢になれば弱くなったりも。

アルコールパッチテストは、親子鑑定のためのものではなく
自分がお酒に強いかどうかをある程度知って、
お酒に強くても、飲みすぎないように気を付けて
お酒に弱ければ、少ししか飲まないよう気を付けて
お酒が飲めなければ、絶対に飲まないように気を付けて
というためのもの、ということで。
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アルコール分解能力16分の1 [体質]

私、アルコールに弱い体質です。

お酒は好きなのですが、早いペースで飲むと
ビールをコップに半分飲むだけで顔が赤くなり、
さらに飲みすぎると、今度は青白くなって、吐き気が。
体調がいい時に、ゆっくりちびちび飲めば大丈夫なので、
まったく飲めないわけではなく、弱いです。
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お酒をどれくらい飲めるかは、大きく3種類に分けられて

1.普通に飲める人。日本人の56%。
  ALDH2という酵素が十分にある。
2.お酒に弱い人。日本人の40%。
  ALDH2という酵素が、普通に飲める人の16分の1。
3.お酒が飲めない人。日本人の4%。
  ALDH2という酵素がない。
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アルコール(エタノール)が体内に入ると
酵素の働きで「アセトアルデヒド」という有害物質に変化し、
さらに、酵素の働きで「酢酸」という無害な物質に変化します。
そして、
肝心の「ALDH2」は、アセトアルデヒドを分解するメインの酵素。
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※アセトアルデヒド分解酵素にはいくつかあって
 ALDH1は全員が持っていますが、
 ALDH1はアセトアルデヒドが高濃度のときのみ働くので
 お酒の強い・弱いとは、ほとんど関係ないです。

ALDH2の遺伝子は、ヒトの第12番染色体にあり
基本、同じ番号の染色体は2本ずつあるので
ALDH2の遺伝子も、1人で2つ持っています。
そして、
ALDH2の遺伝子から、ALDH2の「部品」が作られ
部品が4つ組み合わさって、ALDH2酵素が作られ
それが、アセトアルデヒドを分解します。
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ただし、ALDH2遺伝子に変異が起きると
部品が不良品になってしまい、
4つの部品のうち、1つでも不良品が含まれると
アセトアルデヒドを分解することができなくなってしまいます。
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お酒を普通に飲める人は、
ちゃんとしたALDH2遺伝子を2つ持っているので
作られたALDH2酵素は全部、アセトアルデヒドを分解できます。
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お酒をまったく飲めない人は、
ALDH2遺伝子2つともに変異があるので
すべてのALDH2には機能がなく、
アセトアルデヒドを分解できないです。
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そして、お酒に弱く、少ししか飲めない人は
ALDH2遺伝子1つと、変異があるALDH2遺伝子を1つ持っていて
それらから作られた部品が、ランダムに4つ合わさります。
その結果、正しい部品4つで作られる酵素は
全体の16分の1しかないことに。
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というわけで、
お酒を普通に飲める人に比べると
お酒に弱い人のアルデヒド分解能力は、たった16分の1。
なので、
お酒に弱い私が、コップ半分のビールを飲むのは
お酒に強い人が、コップ8杯のビールを一気飲みするのと同じことに。
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※アセトアルデヒドの分解能力は
 ALDH2酵素の遺伝子だけでなく、
 年齢・性別・体格・感受性・その他体質によっても違います。

そう思うと、
飲む側は、無理は禁物だし
飲める人は、お酒に弱い人やお酒を飲めない人に
無理に飲ませてはいけないんだなあと。


次のブログでは、
お酒を飲める体質かどうかを調べる
アルコールパッチテストについて書きます。
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良性発作性頭位めまい症? [その他病気関連]

3数週間くらい前、夜中に目が覚めまして。
とりあえずトイレに行き、水を流そうとしたときに、
突然、目の前に壁が!!
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慌てて両手を使って、顔と頭を防御。
壁に手がぶつかる「ドンッ」という大きい音。
なんだなんだ???
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寝ぼけ頭でうーんと考えて、やっと分かったのですが
どうやら、壁がせまってきたわけではなく
自分のほうが、壁に向かって倒れていったらしい。
平衡感覚の異常、いわゆるめまいが起こったらしく。
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トイレから出た後も、ふらついて、あまりうまく歩けなかったので
壁に右手をつきつつ、一歩一歩慎重に歩いて
なんとか布団に戻りました。
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布団に入っても、どことなく感覚がおかしくて
薄暗い天井を見あげたら、
天井がぐるぐるぐるぐると回っているように見えました。
おー回転性めまいだあ。
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めまいの中には、脳梗塞とかの危険なものがあり、
その場合、すぐ救急車を呼ばないといけないので
布団の中で、その可能性があるかどうかを自己診断。
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 両手両足のまひは?・・・なし。
 しゃべる時のまひは?・・・なし。
 顔の筋肉のまひは?・・・なし。
 意識障害のようなぼんやり感は?・・・なし。
 聞こえ方の異常は?・・・なし。
 耳鳴りは?・・・なし。
 耳がふさがった感じは?・・・なし。
よし、どれも大丈夫そう。寝るぞ。ぐう。

朝、目が覚めて起き上がっても
やはりまだ、ふらふらしていました。
とりあえず、家事はなんとかできなくもない、という感じで。
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インターネットで、めまいの種類について詳しく調べたところ
めまいには、いろいろな原因があるようです。
<耳が原因>(回転めまい(+ふらつきめまい)
・良性発作性頭位めまい症
 (前庭にある耳石が三半規管に入り感覚の異常を起こす)
・メニエール病(三半規管の内リンパ液が過剰になる)
・突発性難聴(原因不明の突然の聴力障害・早い治療が必要)
・前庭神経炎(耳から脳への前庭神経の炎症)
<脳が原因> ふらつきめまい(+回転めまい)
・脳出血・脳梗塞(一刻も早い治療が必要)
<それ以外の原因>
・自律神経失調・低血圧
・その他いろいろ・原因不明
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自分がなったのは、良性発作性頭位めまい症らしいです。
頭を特定の角度=ちょっと下を向く・あおむけになるとかすると
いきなりめまい症状が出ることからも、間違いないだろうと。
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発症2日目になっても、めまいはまだ続いていました。
症状は、よくなったり悪くなったりで
悪いときには、寝転がって天井をみあげると、
天井がぐるぐる回り、さらに吐き気が。
実際に吐くところまではいかないけれど、そこそこの吐き気。
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そして発症3日目。
頭を深く傾けると、まだぐらっふら~っとするけれど
しっかり傾けなければ無症状、というところまで回復しました。
情報収集のため、図書館に行き
たくさんあるめまいの本の中から、自分に役立ちそうなものを借りてきました。
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良性発作性めまい症の場合は、
めまいがあっても、積極的に体を動かす「めまい体操」をして
三半規管を鍛えたり、
エプリー法という、頭を特定のやり方で動かすことで
三半規管に入った耳石を外に出したりすることで
改善されるようです。
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詳しい方法については、私にはうまく説明できないので
興味がある方は、ネット等で調べてみてください(^^;

私のめまいは、めまい体操を自己流でやってみたり
普通に生活しているうちに、完全におさまりました。
9割方の症状がおさまるまで2週間くらい、
ほぼ完全によくなるまで3週間くらいかな。
本当は、たとえ症状的には良性発作性めまい症と同じ症状でも
脳梗塞など深刻な病気が隠れていることもあるので、
早めに耳鼻科に行ったほうがいいです~。
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無菌性髄膜炎? 高熱・頭痛・嘔吐 [その他病気関連]

かなり前の話です。
それが発症したのは、2011年8月14日。
ほとんどの病院がお盆休み中、しかも日曜日という運の悪さ。

午前中から、ひどい頭痛とひどい嘔吐、
40℃近くの発熱が始まりました。
頭痛は、脳出血のような突然始まる痛みではないけれど、
ふだん発熱する時の頭痛よりも、痛みがずっと強くて。
病院に行ったほうがいいのは分かっているけれど、
お盆で日曜日で、近所の病院はやっていないし
吐き気があまりに強すぎて、まったく外に出られない状態でした。
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ネットを使って、この病気について調べたところ
症状からすると、おそらく
髄膜(脳と脊髄を覆う、髄液を中に含む膜)に炎症が起こる「髄膜炎」
・・のうちの、危険が低い「無菌性髄膜炎」だろうと。
髄膜炎に特徴的な「首の項部硬直」があるかどうかは
分かりませんでしたが。
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布団に完全に横になると、確実に吐いてしまうので
大きなクッション(夏には使わない多くの布団を
布団カバーに入れたもの)によりかかり、
昼も夜もずっとそのままで、ひたすら頭痛と吐き気に耐えていました。
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2日目になると、吐き気が最悪状態よりはましになったので
解熱鎮痛剤を飲むことに。
薬が効き始めると、大量の汗が出て熱がやや下がり
頭痛も吐き気もましになるので、そのすきに水分補給。
そして、数時間経って薬の効果がきれると
また高熱と頭痛と強い吐き気がもどるのの繰り返し。
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もし感染症なら、熱が高いほうが治りが早いかも?と思ったので
薬はできるだけ飲まないようにしようとしていましたが、
それでも我慢できず、決められた用法容量の範囲内で飲んでいました。

そして、発熱から4日目になり、
もし、今日も熱が下がらなければ
さすがに病院に行こうかと思ったのですが
(近所の内科は休みなので、やや遠くにある総合病院へ)
熱がやっと下がってきて、体も楽になったので、もう大丈夫だろうと。
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食欲が完全にもとに戻るのには、少し時間がかかりました。


髄膜炎には、細菌性髄膜炎と、無菌性髄膜炎の2種類があり
そのうち細菌性髄膜炎は、危険度がかなり高いです。

細菌性髄膜炎は、
細菌が髄液に侵入して髄膜に炎症を起こす病気で
髄液は白濁することも。
原因菌は、年齢・免疫機能の高さによって違うが
肺炎球菌、インフルエンザ菌、髄膜炎菌、
黄色ブドウ球菌、大腸菌、リステリア菌など。
細菌の侵入経路は、呼吸器、出産時に産道感染、腸管、深い傷などで
細菌が、血管を通るなどして、髄膜内の髄液に侵入。
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症状は、発熱・頭痛・嘔吐・項部硬直に加えて
意識障害やけいれんなどの神経障害が起こり、
致死率は高く(10~20%)、
後遺症が起こる率もかなり高い(15~30%)
後遺症は、難聴、認知機能障害、麻痺など。
治療は、一刻も早く抗生物質の注射や点滴を行うこと。

無菌性髄膜炎は
主にウイルスが髄液に侵入し、髄膜に炎症を起こす病気で
ウイルス以外にマイコプラズマや真菌が感染する場合もある。
原因となるウイルスの中で多いのは、
手足口病など夏風邪の原因になるエンテロウイルス属
(エコーウイルス・コクサッキーウイルス等)や
おたふくかぜの原因になるムンプスウイルスなど。
ヘルペスウイルスの場合は神経障害を起こすこともあり、
その場合は、病院での治療が必要に。
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症状は、発熱・頭痛・嘔吐・項部硬直で
症状は重いが、1週間ほどで自然治癒することが多く
エンテロウイルス属など、一般的なウイルスが原因であれば
後遺症が起こる可能性も低い。
治療は、頭痛や嘔吐に対する対症療法のみ行う。

今回、私が発症する少し前に、軽い夏風邪をひいていたので
もしかしたら、その時の風邪ウイルスが
たまたま髄液に入り込んだのかもしれないです。
夏風邪のエンテロウイルスとかかなあ。
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その数年後。
これはまた聞きの話なので、かなりあやふやなのですが、

親戚のひとりが、細菌性髄膜炎になりました。
家の中で、泡をふいて倒れていたところを
運よく、たまたま訪れた別居の家族に発見されたそうで
すぐに救急車を呼んで緊急搬送したそうです。
危険な状態ではあったものの、発見と処置が早かったので
なんとか一命をとりとめ、後遺症も残らなかったらしいです。
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入院中の検査で、大腸にポリープが見つかったそうで
そこから細菌が髄膜に血液感染した可能性があるらしく、
ポリープを取り除く手術も行われたとか。
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やっぱり髄膜炎は怖いです。
髄膜炎で病院に行かないなんて、もってのほかですなあ>自分

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久しぶりの健康診断ー胃バリウム検査の副作用? [健康診断]

6月に、ひさしぶりの健康診断に行ってきました。

メインディッシュは無料でできる特定検診..は2年ぶり。
それに、市の補助で安くできる
胃がん検診(バリウム)2,000円、大腸がん検診500円、
肺がん検診無料も添えて..は5年ぶり。
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初日に検査や計測できたのは、
身長、体重、腹囲、医師による問診と
血液の採取、血圧測定、尿検査、胸部X線撮影、心電図。
腹囲を計ると、特定検診はメタボ対策のためだな~と感じますw
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胃のバリウム検査は、1週間後くらいに予約をとりました。
大腸がん検診の便も、そのときに提出するようにと言われ。

胃の検査の前日は夜から絶食して、いよいよ当日の朝。
外来の診療時間よりも前に内科へ。

受付をしてから、胃の検査をする部屋に行って病衣に着替え
最初に、胃の運動をおさえるための筋肉注射を肩にしました。
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そして、医師に指示されるままに
検査台に立ち、発泡剤を飲み、バリウムを飲み。
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あっち向きこっち向きに動かされ、
装置で胃をぐいぐい押さえつけられ、
またバリウムを飲み、医師に左右にゆすられ。
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6年前、別の病院で同じ検査を受けたときよりも
バリウムを飲む量は少なかったような?

検査終了後、渡された下剤を飲みました。
結果は1週間後以降ということで、とりあえず帰宅。

家に着いてから、やりかけだった洗濯の続きをしようと思って
洗剤に書かれている小さい注意書きを読もうとしたら、
字がぼけぼけ状態で、まったく読めない。
えーーーなにこれ??
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虫眼鏡を使って見てみたら、ちゃんと見えたので
よく見えない原因は、脳の視覚野の異常とかではなく
目の調節機能が原因らしい。
2時間くらい経ったら、普通に見えるようになってきました。
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ネットでいろいろ調べてみたところ、この現象の原因は
胃の検査直前に打った薬剤らしいです。
胃の活動を抑えるための薬は、ブスコパンが使われることが多くて
ブスコパンは、目の調節障害を起こすこともあるらしい。
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病院で処方された薬では、説明文書が渡されるけれど
病院で投与された薬でも、説明文書が欲しいな~と思ったり。

健康診断の結果は、とくに異常なしでした。
基準値外だけど問題なしのHDLは、検査のたび高めに出るから
体質かなあ。
HDLを増やす不飽和脂肪酸が多いと言われている
青魚は好きだけど、たぶんあまり関係ないだろうし。

来年も健康診断受けたほうがいいだろうな~。
正直、あまり受けたくはないけれど
受けなくて、病気が進んで初期治療の機会を逃して
あとで後悔してくやむのはもっといやだw
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風疹の予防接種と妊娠初期の抗体検査の話 [産婦人科]

免疫がない女性が、妊娠初期に風疹に罹ると
高確率で起こる、先天性風疹症候群。
その啓蒙のために、 「コウノドリ」という漫画の、風疹についての話が 今現在、無料で観られるようになっています。
https://comic-days.com/episode/10834108156628614120


ここからは、自分の妊娠と風疹についての話。

私は、小学校4年生のときに風疹に罹りました。
ただし、その症状は赤い発疹のみで
発熱もまるでなく、体調的にはすこぶる元気。
出席停止の1週間はとにかく暇で、ひたすら庭で遊んでいました。
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中学生のとき、女子のみを対象とした
風疹の予防接種を受ける機会があったのですが、
風疹に罹ったことがある人は、受けなくていいと言われ。
おお~私は罹ったことぞ~注射を受けなくていいぞ~、と
注射を受けなくていいことに、のんきに喜んでいました。
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そして大人になり、妊娠について考える年齢になってから
心配になってきたんです。
食学生のときに私が罹ったアレは、本当に風疹だったのか?
と。
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実際、子どもの頃に風疹と診断されたけれど
実は風疹ではなかった、ということも多いらしいです。
今は、風疹の可能性があれば、血液検査で抗体の量を調べて
確定診断するけれど、
昔は、見た目の症状のみで、風疹かどうかを判断していたので。

1人目を妊娠したときに、
妊娠初期の検査のひとつとして、風疹の抗体検査を受けたところ
抗体価は32倍。
幸いにも、十分な免疫あり、とみなされる値でした。
子供のころの風疹?は、本当に風疹!だったらしいです。
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と、私は後退があってよかったのですが、
2人目妊娠中に、病院で知り合ったとあるお母さんは
風疹の抗体がない、との話でした。

その方は、1人目を妊娠したときの風疹抗体検査で
自分には充分な抗体がないことが分かったそうです。
なので、1人目を出産した後にワクチン接種をしたけれど
抗体はできず、
2回目のワクチン接種をしても、やはり抗体ができなかったそうです。
どうやら、風疹の抗体ができづらい体質らしくて。
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風疹は、本人が予防接種を受けていれば確実に防げる
と思っていたけれど、そうでない場合もあるんですね。
いくら本人が予防したくても、予防のしようがない。

風疹の抗体について気になる方は、

風疹の抗体検査や、風疹の予防接種は
都道府県や市町村で助成があるところも多いので、
検査や接種を希望する場合には、ネット等で確認するといいようです。

補助を受けられる条件等は、自治体ごとにかなり違うし
制度はどんどん変わっていくので、ややこしいですけどね(^_^;
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男性の抗体検査や予防接種の費用は、
残念ながら、今はまだ補助がない自治体が多いですが
来年度には、全国的に、抗体検査は無料となるようです。

そういえば、1人目妊娠時の私の風疹抗体価は32倍だったのですが、
2人目のときは64倍、3人目では128倍にあがっていました。

もしかしたら、
知らないうちに、風疹ウイルスが体内に入っていて
ブースター効果で免疫力があがったのかも?

もし、私に風疹の抗体がなければ
風疹にかかっていたのかも?と思ったりも。
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風疹、やっぱりこわいです。
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献血ーJR名古屋駅セントラルタワーズ20階にて [献血]

少し前に、献血に行ったときの話です。

これまでに献血を3回やったことがあるのですが
3回とも献血車でした。
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1回目と2回目は職場に来た献血車、
そして、3回目は
近所のショッピングセンター駐車場に来た献血車。

でも、近所のショッピングセンターを建て替えたときに
献血車の巡回ルートからは外れてしまったため、
献血に行けなくなってしまいまして。
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そのとき思ったんです。
別の、献血をできる場所を開拓しよう!
せっかくなら、設備が充実しているらしい
「献血ルーム」に行ってみよう!と。

※ここでいう「設備」とは、献血後に
 ジュースを読みながらゆったりできる場所のこと。

というわけで、初めて行った献血ルームはココ。
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名古屋駅セントラルタワーズの20階にある献血ルーム。

JR名古屋駅の構内から、エレベーターでいったん15階まで上がり
スカイストリートという場所を通って、別のエレベーターで20階へ。

献血ルームの入り口は、きれいな廊下の途中にありました。
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入り口の中には、こんな表示が。
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どうやら今は、4種類すべての血液型で
成分献血の血小板と、400mLの献血を受け付けているらしい。

中に入ったところはこんな感じ。
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とりあえず、中央の受付に向かって歩いていったら
受付担当者さんから
「献血をご希望ですか?献血カードは持っていますか?」
と聞かれたので、
持ってきた献血カード(最近の献血記録が書かれています)を
渡しました。
「今回も400ml献血ですか?」
と訊かれたので、そうだと答えて。

ただ、カードの暗証番号は忘れたと言ったら
「大丈夫ですよ、何度間違えても大丈夫ですから」
それは大丈夫とは言わないのでは~。

というわけで、何回も入力しては間違っていて、の繰り返しで
4回目の入力で、なんとかうまくいきました(^_^;
もしまた暗証番号を忘れてもいいようにと、右手中指の静脈を登録。

荷物をロッカーに預けて、しばらく待つようにと言われたので
スマホと財布以外の荷物をロッカーに入れて、
窓際のあたりの椅子に座って、呼ばれるのを待っていました。
高いところだから、眺めはいいね~。
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少ししたら名前を呼ばれたので、再び受付へ。

最初に、両腕に神経障害がないかを調べる
「シーフテスト」なるものをやりました。
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もし、これで腕に痛み等がでて、姿勢を30秒維持できないと
献血はできないらしい。

次に、タッチパネルに表示された問診票?に答えるよう言われたので
ぽちぽちと回答していきました。
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質問内容(体調や持病、輸血歴、海外渡航歴などなど)は
ホームページで事前に確認済みだったので、すんなりクリア。

海外渡航歴で問題になる国は、その時々で違っているみたいです。
以前の献血のときは、狂牛病が騒がれていた時期だったから
イギリスとかの渡航歴が問題になったような。

それらが終わってから、右手首に
受付番号を書いた紙テープの輪?をつけられました。
それ以降は、名前ではなく、その受付番号で呼ばれることに。
そのときに、呼び出し用の機械?も一緒に渡されました。

待合室で10分くらい待っていたら、番号で呼び出され
指定された個室に行くと、
医師による問診と、血圧の測定がありました。
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医師による問診は、問診票で何も問題なかったからか
「体調は?」「大丈夫です」
「ヨード(消毒液)のアレルギーは?」「ありません」
で、すんなり終了。

そのまま次の採血室に行って、ヘモグロビン等の測定。
実のところ、採血そのものよりも
順番がくるまで待っているほうが緊張します(^_^;
以前の採血で、採血箇所を見ていたら脳貧血を起こしたことがあるので
それ以降は、顔をそむけて見ないようにしていますw
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採血が終わり、そのまま3分くらい待っていたら
「ヘモグロビン濃度は十分なので、献血お願いします♪」
とのこと。
400ml献血は、体の負担が大きいので
ヘモグロビン濃度や体重などの条件が、けっこうきびしいんです。
(ただ、採血後の後遺症は成分献血のほうが多い?)

そしてまた、待合室でしばらく待機。
「トイレに行って、飲み物を飲みながら待つように」
「本採血のときには、飲み物をベッドに持っていくように」
と、あちこちに書かれていたので、その通りにしました。
待合室では、紙コップのジュースが好きなだけタダで飲めます。
もちろん、がぶ飲みしみすぎてトイレが近くなるのは要注意ですがw

しばらくしたら、呼び出し用の機械に
「2番ベッドに行ってください」みたいに表示されたので、
飲みかけのジュースを持って、採血室へいざ出陣。

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採血用のベッドがずらっと並んでいる部屋に入るのは
ちょっと緊張。
採血用の各ベッドにはテレビがついていて、
リモコンで、自分でチャンネルを変えられます。

ちなみに、ベッド上でのスマホや携帯の使用は
話すのはNGだけど、メール等は大丈夫らしいです。

献血が始まるまで待っているあいだに、注意事項の説明があり
採血後は、立ちくらみが起こることもあるので
そのときは、すぐにしゃがんでくださいね~。
かなり時間がたってから立ち眩みが起こることもあるので、
そのときは、すぐにしゃがんでくださいね~。
と言われました。

そして、いよいよ本採血。
針を刺して、チューブを固定して、しばらく待機。
隣のベッドのおじさんは
看護師さんに、昨日見たテレビの話とかしていたけれど
私は、ただただぼーっとテレビを観ていましたw

そのうち、看護師さんが採血用の機械で何かやっていたので
うまく血が出ていないのかな~
今日はどれくらいかかるかな~、と思ったら
「それでは針を抜きますね」
えっ、もう終わったの?!
たしかに、画面?に394mlと書かれていました。
採血にかかった時間は、たぶん7分くらい。

待合室に戻ると、迎えてくれたおにいさんが、説明の紙とかをくれて
さらに、自販機のお菓子かアイスを買うためのコインを1枚くれました。
なので、お菓子を購入。
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さらに、コーヒーを飲みながら待っていたら、呼び出されて
新しい献血カードや、何かあったときの連絡先について
書かれた紙を渡されました。
献血、これにて終了。
kenketsu10.jpg

そのときに、番号を書いた紙テープも回収。
受付から全行程終了まで、全部で1時間半くらいでした。

今回は日曜日に行ったのですが、献血に来ていたのは
成分献血をする、そこそこ高めの年齢のおじさんが多かったです。

私は今回は400ml全血の献血だったので、
次に400ml献血ができるのは、16週間後、約4か月後。
ちなみに男性は12週間後、約3か月後です。

成分献血は、採血には時間がかかるけれど
全血よりも、短期間で次の献血ができるので
献血マニアにはおすすめですw
成分献血では、抗凝結材としてクエン酸が含まれているため
人によっては、クエン酸反応という副作用が起こってしまうため
体質的に成分献血できない場合もありますが。

献血に興味はあるけれど、まだ献血をしたことはない
という健康が取り柄の方は、健康管理のためにも、
いいことしたという気分を味わうためにも
献血ルームや献血車にレッツゴーです♪
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